あさっぴーとスウォンへカジャ!2019

あさっぴーとスウォンへカジャ!2019

旭川市と姉妹都市である大韓民国の水原市ではそれぞれの国の行政体制、文化、教育等々を理解し
 
グローバルな人材を育成する目的で「旭川市・水原市 職員相互派遣研修事業」を行っております。
 
現在、韓国にて研修中の北さんは派遣2年目です。4月から3月までの1年間派遣されます。
 
北さんから韓国での研修の様子や、生活などをつづったレポートを毎月送っていただきますので
 
皆さんぜひご覧ください。
 
あさカジャ!!(あさっぴーとスウォンへカジャ!!)
 
vol.13      R1.6.7 NEW
 
※「カジャ!!」は日本語で「行こう!!」という意味です。

水原(スウォン)市に派遣中の北康宏と申します。水原市での生活は2年目となりますが,心機一転取り組んで参ります。今年度も引続き「あさカジャ(あさっぴーとスウォンへカジャ!)」を担当させていただきますので,どうぞよろしくお願いいたします。


私は再度入韓しまして,1ヶ月ほど経ったところです。最近こちらは雲ひとつ無い快晴が続いており,気持ちの良い日々です。最高気温が30度を越える日も多く,半袖の人たちも多く見られるようになりました。
さて,昨年度は観光地やイベントの情報を中心にブログを書いてきましたが,今年度はもっと身近な部分にスポットを当ててお伝えしていきたいと思います。
ということで2019年度1回目のあさカジャは,私にとって一番身近な場所である「水原市役所」についてご紹介したいと思います。

~水原市の行政について~
水原市が所管する行政機関はおもに本庁と4つの区役所に分かれています。私は本庁にある行政支援課の国際交流チームに所属しているので,本庁で勤務しています。
国際交流チームでは,主に友好姉妹都市との交流に関する仕事をしています。水原市には12カ国18都市の友好姉妹都市があるため,職員の方々は世界中からの来客の対応をしたり,逆に姉妹都市を訪問したりといつも忙しそうです。国際交流チームは係長のほか,7名の職員で構成されており,そのうち2人が英語,1人が中国語,1人が日本語を担当しています。職員の語学レベルも非常に高く,毎日刺激を受ける日々です。

 

つづいて,市役所本庁を紹介します。
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水原市役所本館は1985年に建築されました。建築から30年以上経過していますが,そうは思えないほど綺麗な外観を保っています。建物は本館と別館の2つから成りますが,両館は渡り廊下によって行き来することが出来ます。本館は地下1階から地上4階,別館は地下3階から地上8階まであり,建物自体は別館のほうが大きい造りとなっています。別館の地下は全て駐車場となっているうえ,正面にも駐車場が整備されていますが,それでもやはり駐車スペース不足に悩まされています。また,庁舎には太陽光発電を利用したエコシステムが整備され,庁舎内で利用する電力の一部がこのシステムでまかなわれています。
市役所の周辺はというと,仁渓洞(インゲドン)と呼ばれる歓楽街が広がっています。週末の夜には多くの若者で賑わう活気ある街です。この辺りも水原市役所が今の場所に移転したことを契機に大きく発展したそうです。

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部署案内板
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両館をつなぐ渡り廊下

ここから市役所本庁の施設を具体的に紹介します。

○「시민 봉사과」市民奉仕課  (本館1階)
正面玄関を入ってすぐの場所にある市民奉仕課は,旭川市でいうところの市民課に似た部署です。異なる点は,来庁する市民がとても少ないこと。理由を尋ねると,韓国では行政のデジタル化が進んでおり,申請などが自宅から出来ることが大きな要因であるようです。また,基本的な手続きであれば区役所及び住民センターで出来ることも来客の少なさに繋がっているようです。

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市民奉仕課

○食堂(別館8階)
食堂は1食3000ウォン(約300円)で食べることができるので,職員だけでなく多くの市民も利用する,憩いの場所です。本館の最上階にあるため景色が非常に良く,晴れた日には周辺の風景を一望できます。
昼食以外の時間には広いスペースを有効活用し,大人数が集まる会議に利用するなど様々な用途で用いられています。

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○「스마트그리드 스테이션スマートグリッドステーション(本館1階)
これはスマートグリッドを利用した市役所の電気需給を確認できるパネルです。スマートグリッドとは既存の電力網を再構築し、IT技術を利用することでエネルギー需要をリアルタイムに把握し、必要な箇所に効率よく電気を供給するシステムだそうです。このスマートグリッドステーションで常時電力需給量を確認できることが,職員の省エネ意識に繋がっています。水原市役所では太陽光発電利用も活発で,屋上には多くのソーラーパネルが設置されています。そして,太陽光発電によって市役所で利用する電気の一部をまかなっています。

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スマートグリッドステーションのパネル

屋上(別館最上階)
前述のとおり水原市は環境への配慮に力を入れています。その一環として,屋上には植物が植えられています。そのほかにベンチや運動器具が置かれ,職員や市民の方がちょっとした息抜きの際に利用できるようになっています。

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○カフェ(別館7階)
このカフェでも環境へ配慮した取り組みが行われており,飲み物の注文の際に自分でコップを持参すると割引を受けることができるようになっています。
ここで初めて見たものがインスタントラーメン調理器です。ノズルからお湯を入れた後,下についている電磁調理器でそのまま茹でることができます。韓国ではお酒を飲んだ翌日の朝にインスタントラーメンを食べる文化があるためか,市役所の食堂にも準備されています。この機械はこの食堂以外で見たことが無かったのですが,韓国のPCバン(インターネットカフェ)にはよく置いてあるそうです。
  
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カフェのイートスペース
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インスタントラーメン調理器

○姉妹都市コーナー(本館1階)
水原市の友好姉妹都市の紹介と合わせて,世界中の友好姉妹都市からの記念品を展示しています。以前にも紹介しましたが,旭川市は最初に姉妹都市を締結した都市。ここに来るたびにそれを実感すると同時に、今年で姉妹都市締結30周年という両市の歴史を感じます。
世界中の特色ある記念品の数々を見ることができる場所です。

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紹介できなかった施設については,次回紹介します。
 

今回もご覧いただきありがとうございました。

 

 

 
 
 
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