あさっぴーとスウォンへカジャ!2019
あさカジャ!!(あさっぴーとスウォンへカジャ!!)
vol.21 R2.05.1 NEW
※「カジャ!!」は日本語で「行こう!!」という意味です
|
アンニョンハセヨ!(こんにちは!) 本日も「あさカジャ」をご覧いただきありがとうございます。 私は2年間の水原市派遣を終え,4月に旭川に戻って参りました。帰国に際しては,新型コロナウイルスの影響で新千歳空港行きの航空便がキャンセルになったり,厚生労働省の要請を受け,千葉県成田市にて2週間の隔離期間をとるなど予定とは大きく異なる帰国となりました。今は無事に帰旭することができ,ホッとしています。
帰国時の仁川空港にて 減便の様子
韓国での生活を振り返ってみると,人生で最も実りのある期間だったと感じます。派遣期間中には日韓関係が悪化したり,新型コロナウイルスの影響で予定していた行事が中止になるなど,想定外の出来事もありました。しかし,水原市職員をはじめとして,日本企業の駐在員の方々,各種関係団体の方々,水原市民,水原市在住の日本人の方々など,多くの方の助けのもとで最後まで無事に研修を終えることができました。この場を借りて感謝申し上げます。 1年目と比べ2年目は特に,自分が日本人だということを意識する機会が多かった1年間でした。両国関係の悪化等を受けて,日本人であることを意識せざるを得ない状況での生活でしたが,幸いなことに一度も危ない目に合うことはありませんでした。むしろそういった期間に韓国で生活できたことはとても貴重な経験であったと感じています。そして,そんな時であっても周囲の韓国の方々はいつもと変わらない優しさで接してくれ,いつも以上に韓国の方々の親切心や愛情が心に沁みました。
水原市では多くの出会いにも恵まれました。特に海外の公務員との交流は刺激的で,色々な経験を与えてくれました。国によって様々な考え方,価値観があることを身を持って体験し,今までに常識だと思っていたことが世界規模で考えると少数派だったり,偏った考えだったと感じたこともありました。また,そのような交流が世界との距離を近づけ,ぐっと身近なものとしてくれたと感じています。
現在私は日本に戻り,都市交流課の職員として働いています。都市交流課では主な業務として国内外の姉妹・友好都市との交流事業などを実施しており,市内在住の青少年を対象としたプログラムも行っております。 私が海外生活で感じたように,旭川の青少年たちにも,交流事業を通して様々なことを体験してほしいと思います。その中にはきっと良いことだけではなく,悔しい思いや上手くいかないこともあると思いますが,それも成長の糧にしてもらえると幸いです。私も参加者にとって実りの多い事業を実施できるよう全力で努めて参ります。
世界中の公務員たちと 「あさカジャ」の投稿を2年間にわたり続けさせていただきましたが,いつも「水原市を身近に感じてもらえること」を意識してきました。派遣の前には私自身も韓国に行ったことがなく,事情に詳しいわけでもありませんでした。このブログを見てくださっていた方々が,少しでも水原市のことを身近に感じたり,国際交流に興味を持ってくれたなら大変嬉しく思います。 職員相互派遣については当初の予定どおり令和1年度で終了したため,今年度以降相互派遣を行う予定はありません。そのため,これまで長きに渡り継続してきた「あさカジャ」も今回で最後となります。もし,韓国や水原市についてもっと詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら,都市交流課までご連絡ください。また,都市交流課では姉妹友好都市との交流事業等を実施しております。そのような交流事業に興味のある方は都市交流課ホームページにある情報をお見逃しないようお願いいたします。
2年間という期間を韓国で生活し貴重な経験をできたことは私にとって大変幸せなことでした。「あさカジャ」に掲載することが,休日に遠出したり,新たなことにチャレンジする一つのモチベーションになっていたと感じています。これからもこの「あさカジャ」を水原市派遣の素晴らしい記憶の一つとしてずっと大切にしていきたいと思っています。 ご覧いただいている皆様のご多幸と旭川市と水原市の更なる関係発展を祈念し,このブログも終わりとさせていただきます。2年間ご覧いただき本当にありがとうございました。 それでは皆様また会う日まで!アンニョンヒゲセヨ!(さようなら!)
|
あさカジャ!!(あさっぴーとスウォンへカジャ!!)
vol.20 R2.02.18 NEW
※「カジャ!!」は日本語で「行こう!!」という意味です
|
旭川市の皆さまこんにちは。水原市へ派遣中の北と申します。
最近は水原市でも気温が低い日が続いています。通勤時には道路の水たまりに氷が張っている日なども見かけるようになりました。ただ,こちらでは2月以降にも雪が降る日はほぼなく,道路には雪が全く積もっておりません。今年も昨年と同様に例年に比べて降雪の少ない冬となりそうです。
さて,本日のあさカジャでは,世界的に大きなニュースとなっている「新型コロナウイルス(正式名称:COVID-19)」に関する,こちらの様子を報告いたします。これまでに韓国国内で確認された感染者(2月13日午前10時時点)は,計28名おりますが,その内の2名が水原市在住であることが発表されています。韓国の全国紙である東亜日報によると,全国の幼稚園・保育園3万7399箇所のうち10%にあたる,3188か所が3日より休園となっており,特に水原市では新型コロナウイルスの感染者が発生していることから,管内すべての幼稚園・保育園を休園にしています。 水原市でもコロナウイルス感染予防のため,様々な対策が取られています。市内の繁華街などでは,市内で感染者が確認されたのち素早く消毒作業が行われました。また,市役所では,写真のような消毒機器およびサーモグラフィーによる体温検査を実施したり,ポスター等を利用した注意喚起に努めています。公共機関だけではなく,カフェなどでも入口にアルコール除菌液などが置かれているのを見かけるようになりました。また,水原市傘下機関や関連団体も含め,多くの人が集まるプログラムについては暫定的に中断するよう指示が出されています。 (市役所の正面玄関に設置されたサーモグラフィー) (市役所ロビーに設置された消毒器) (水原市保健所が作成した注意喚起ポスター) (来客用に準備されているマスクとアルコール除菌液) 市民の感染予防意識の高まりも感じます。普段,韓国では日本よりもマスクを使う人を見る機会が少ないのですが,今では外出している人の7~8割がマスクを使用している印象です。また,感染予防意識の高まりにともない,韓国では「코로나 맵(コロナマップ)」というアプリが注目を集めました。このアプリは慶煕大学(キョンヒ大学)の大学生が作成したもので,韓国国内で判明したコロナウイルス感染者が立ち寄った場所を地図上で確認することができるものです。このアプリは韓国の大手メディアで取り上げられたのち,一日に平均約200万アクセスを記録するほどにまで注目を集めました。感染者の行動履歴が公表されることに対して,韓国国内でも賛否がありますが,おおむね好意的に受け入れられているようです。 (コロナマップの一画面) 韓国政府も積極的な対策を打ち出しています。12日付の聯合ニュースによると,韓国政府は特別入国手続きの過程で使用するコロナウイルス対応のため自己診断アプリを開発・配布し,中国発(香港・マカオを含む)の入国者は,アプリをインストールし,必須情報を入力した場合のみ,入国を許可するという方針を出しています。その場合,韓国入国後も午前10時に自身の健康情報(咳の有無,発熱の有無等)をアプリで入力しなければならず,健康情報の報告を怠るようであれば,防疫当局が電話による接触を試み,それでも連絡が取れないようであれば各地自治体や警察庁などが位置把握に乗り出すという対策をとると公表しています。
日本の厚生労働省のホームページや内閣官房ホームページでも,コロナウイルスに対する情報を随時公開しています。感染予防のための情報等についてもこちらで確認することができますので,感染防止に向けた取り組みの参考になればと思います。 私自身も感染予防に対する対策を怠ることなく,今後とも気を引き締めて生活していきます。 本日もご覧いただきありがとうございました。
(参考) 水原市ホームページ コロナウイルス専用ページ: http://www.suwon.go.kr/web/safesuwon/corona/PD_index.do 코로나맵(コロナマップ):http://coronamap.site 厚生労働省ホームページ:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09450.html 内閣官房ホームページ:https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html 訪日ラボホームページ:https://honichi.com/news/2020/02/06/coronamapinkorea/ 聯合ニュース:https://www.yna.co.kr/view/AKR20200211146600017?input=1195m
|
あさカジャ!!(あさっぴーとスウォンへカジャ!!)
vol.19 R2.01.15 NEW
※「カジャ!!」は日本語で「行こう!!」という意味です
|
あけましておめでとうございます。
韓国語では新年の挨拶を「새해 복 많이 받으세요.(セヘ ポク マニ パドゥセヨ)」と言います。直訳すると「新年にも福をたくさん受けて下さい」という意味です。
今年の年越しはというと,昨年とは異なる年越しを求め,水原市で初日の出を見ることにしました。場所は水原市で初日の出スポットとして有名な八達山(パルタル山)です。とは言っても,標高は145mしかなく,気軽に登れる山として市民から愛されています。当日の日の出予定時刻は7時40分。私も6時前に自宅を出発し,6時半過ぎには山頂にある서장대(ソジャンデ)と呼ばれる場所に到着しました。その時点でも既に100名以上の人たちが集まっていたと思います。この日は気温が非常下がったため,水原市では珍しい雪が降りました。予定時刻15分前頃からは,伝統楽器演奏や伝統舞踊披露が行われ,韓国らしい雰囲気を感じることができました。ただ残念なことに,その後も天候は回復せず,太陽が厚い雲に覆われてしまったことで日の出予定時刻になっても日の出を見ることができませんでした。またいつの日かリベンジしたいと思います。
元旦の서장대の様子 さて,2020年一回目のあさカジャでは,日本と韓国との違いを特に感じた「韓国の交通」についてまとめてみたいと思います。その中でも日本と比較して,特に気になる部分の多かった自動車とバスについて抜粋し,お伝えします。
(自動車について)
2.路上駐車の多さ
3.フロントガラスの電話番号
4.ドアについたスポンジ
5.車優先の交通
(バスについて)
電光掲示板
暖房機能付きベンチ
交通は生活に密接な部分なためか,日本との違いをたくさん感じました。日本のほうが進んでいると感じる部分もありましたが,その反面で,日本でも取り入れることができるのではないかと思う部分もありました。今後とも色々な部分に興味を持ち,積極的に学んでいきたいと思います。
(参考)
|
あさカジャ!!(あさっぴーとスウォンへカジャ!!)
vol.18 R1.12.12
※「カジャ!!」は日本語で「行こう!!」という意味です
|
皆様こんにちは。水原市派遣中の北です。
旭川では既に雪が降ったと聞きましたが,寒さで体調を崩していないでしょうか? こちらでも最近は気温がぐっと低くなり,寒い日が続くようになりました。そして一度だけ水原市でも雪が降りました。韓国では寒い冬になればなるほど北風の影響が強まりPM2.5の濃度が低くなるといわれています。今年の冬は昨年よりも冷え込むという予測が出ているため,PM2.5の影響は少し収まる冬になるかもしれません。韓国ほど影響はないと思いますが,日本のPM2.5の発生状況については環境省の大気汚染物質広域監視システムそらまめ君から確認できます。最後にリンクも張っておきますので,興味のある方はリンクからご利用ください。
韓国での降雪の様子
私はというと先日,ソウルにある鷺梁津(ノリャンジン)という場所を訪れました。ここは水原駅から地下鉄1号線に乗り1時間程度の場所に位置しており,近くには国会議事堂などがある場所です。漢江(ハンガン)を挟んだ対岸には,国立中央博物館なども位置しています。韓国で鷺梁津というとすぐに思い浮かぶ有名な物が2つあります。1つ目は鷺梁津水産市場。2つ目は公務員受験です。鷺梁津水産市場については,日本の豊洲市場のようなイメージでしょうか。たくさん立ち並ぶ魚屋で好きな魚介類を購入し,専門の食堂に持ち込めば,新鮮な魚介すぐに調理し食べることができます。韓国人だけでなく,外国人観光客も多く訪れる人気観光スポットです。2つ目の公務員受験というのは,この街に公務員受験のための予備校が集中しているためです。実際に鷺梁津で目にする看板は予備校など受験に関するものが多く,他の街とは違った雰囲気がありました。
よく韓国は「競争社会」だといわれます。韓国では良い会社に就職するためには良い大学に入ることが必須だという風潮があり,まずは수능(スヌン)と呼ばれる大学入学試験(日本でいうセンター試験)に向けて熾烈な受験競争が始まります。スヌンに対する熱の入りようはすさまじく,11月に行われる試験日には渋滞緩和のため一部の会社や公務員の出勤時間が遅らされ,英語のリスニングの時間には,騒音対策のため国内全ての飛行機の離発着が禁止されます。水原市役所でもスヌン当日は,普段より1時間遅らせた午前10時からの始業開始となりました。ニュース等を通じて受験生を試験会場までパトカーが送っている様子を見たことがある方もいらっしゃるかと思いますが,あれがスヌン当日の様子です。
鷺梁津水産市場(ソウル観光財団HPより)
컵밥とは컵=コップと밥=ご飯が組み合わさって出来た言葉で,意味そのままコップに入ったご飯のことです。お金も無く,時間が1秒でも惜しい受験生にとって簡単に食べられるご飯ということで始められ,今では鷺梁津の中にある컵밥거리(コッパプ通り)には多くのお店が並んでいます。 名前は컵밥거리ですが,컵밥の他にも,安く簡単に食べられるお店が色々と並んでいます。私が入ったお店は種類も非常に多く,値段の割りに量も多く美味しかったです。観光地ではないため日本語メニューはありませんでした。お店の軒先で立ったまま食べるスタイルですが,外周はビニールシートで囲われているため,風が防げるようになっていて意外に暖かかったです。
受験生が集中して試験勉強に挑むための宿泊施設。主に地方から出てきた予備校生や浪人生が利用します。部屋の広さは約3~4.5畳ほどしかありません。元々は公務員試験や司法試験などの受験生のための勉強部屋としてたくさん作られましたが,最近は短期留学生などの契約も増えているそうです。このような考試院が密集している地域は考試村(コシソン)と呼ばれ,鷺梁津以外の地域にもあります。1ヶ月単位での契約が出来るところも多いようで,立地や設備等によって値段は変動しますが,1ヶ月大体30万5000ウォン~55万ウォンが相場だといわれています。値段も上がりますがシャワーやトイレが共同ではなく,個室についているコシテル(コシウォン+ホテル)というものもあります。
読書室は主にアパートや学校の近くにあり,韓国ではどの地域にもあるとても一般的なものです。名前の通り読書をすることも可能ですが,試験などのために集中して勉強したい人たちが主な利用客です。平均で1ヶ月6万ウォンから10万ウォンくらいの利用料金がかかります。私の知り合いの韓国人に聞いてみると,読書室では試験のために過度に敏感になっている人が多く,トラブルに発展するケースもあるそうです。なので,最近では読書室よりもカフェなどでの勉強を好む人も多いとのことでした。 私の周りの職員の中にも,この鷺梁津の塾で勉強して,市役所に入庁している方がいらっしゃいました。反面,このような厳しい状況で公務員になったにも関わらず,市役所を退職する方もいらっしゃるようです。韓国では朝9:00から午後18:00までが就業時間(昼食1時間)なのですが,やはり定時で帰れないこと,待遇面での入庁前と入庁後のギャップなどで退職を選ぶ人が多くいたとのことでした。韓国では,地方公務員の採用数も市で決定することはできず,国で決定しているため仕事は多様化・複雑化しているのに職員数は大きく増えないことで,現場の職員の負担が増加しているようです。 本日もあさカジャを最後までご覧いただきありがとうございました。 次回もよろしくお願いします。 https://www.susansijang.co.kr/nsis/miw/ja/intro ( 鷺梁津水産市場HP 日本語) (ソウル観光財団HP 韓国語) http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html#ABOUT (PM2.5について 環境省HP) (環境省大気汚染物質広域監視システム そらまめ君)
|
あさカジャ!!(あさっぴーとスウォンへカジャ!!)
vol.17 R1.11.6 NEW
※「カジャ!!」は日本語で「行こう!!」という意味です
|
みなさまアンニョンハセヨ。水原市派遣中の北と申します
本日もあさカジャをご覧いただきありがとうございます。
最近のこちらでは、アフリカ豚コレラに注目が集まっています。農林水産省が発表している資料によると、北朝鮮との国境付近を中心として発生が確認されており、9月17日の初発生から32件(10月30日現在)の発生が確認されています。韓国全土でみると、比較的北朝鮮に近い京畿道や江原道で多く発生しているため、感染源は北朝鮮からではないかともいわれています。同じく農林水産省の資料をみると、韓国以外の国でも発生が確認されています。この伝染病には、有効なワクチンや治療法がないため、感染の拡大を未然に防止することが重要です。ちなみに、日本で発生している豚コレラとは全く別の病気であり、人間に感染することは無いそうです。
水原市でも10月に水原華城文化祭が行われましたが、今年はアフリカ豚コレラの影響を受け、食品を扱う一部の行事を中止して実施されました。また、北朝鮮との国境線にある非武装地帯(DMZ)を訪れるツアーなども、ツアー内容を一部変更して実施しているそうです。一刻もはやく韓国での感染拡大が収まって欲しいと思うと同時に、日本にも感染が拡大しないよう未然の対策をしっかり行う必要があると感じます。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/asf.html
(農林水産省サイトより引用)
個人的な話では、八達(パルタル)区役所へ派遣させてもらっています。八達区は水原市に4つある区のうちの一つで、区役所の周辺には華城行宮や八達門などの歴史的な施設があるほか、仁渓洞(インゲドン)などの歓楽街、市役所や京畿道庁などの主要施設も八達区に含まれています。反面、古い建物が多い地区でもあり、近年再開発に力を入れている地域ですが、再開発に対する賛成、反対で住民の意見が割れている部分があり、職員の方々も苦労しているようです。
また、区役所では住民自治に力を入れており、現状の課題を共有したり、解決策を検討するための区民による集会が定期的に開かれています。実際に参加してみると、自らが住む地域を自らの手で良くしていくという積極的な姿勢と区民の区に対する関心の高さに驚きました。実際に施行された具体例として、八達区の落ち葉対策が挙げられます。区役所周辺の木々には写真のようにネットが巻かれており、葉が落ちても道路に散らばらないようになっています。これは景観を保つこと、落ち葉収集の効率化に役立っていますが、区民による提案が設置のきっかけになったそうです。
ほかの業務では、施設管理も行っています。区域内にある施設や公園に設置してある運動器具に不備がないか確認し、事故なく安全に利用できるよう管理しています。私が調査に同席した際にも、非常階段に物を置いてある施設があったり、避難誘導等が壊れているなどの不備が見つかり、日ごろの安全管理の重要さを感じました。韓国の方もよくおっしゃるのですが、私も安全管理体制に対しては日本の方がしっかりと管理されていると感じることが多いです。地震などの災害の少ない韓国で、市民の災害に対する意識をどうやって高めていけるかが今後の課題だと感じます。(パルタル区役所)
(住民自治のための集会)
(八達区の落ち葉ネット)
それと最近の出来事として今年度第3回目のクレアソウルセミナーが開催され、全州市(ジョンジュ市)を訪問しました。全州市は昨年に一度訪れたことがあったので、2度目の訪問でしたが前回とは違った体験も色々と経験でき、貴重な機会となりました。 韓国も日本と同じく首都圏への一極集中が問題となっている国であり、地方自治体も各地の特色を出そうと様々な努力をしています。今回のセミナーでは講義を中心として地域活性化について学んだのですが、全州市は韓国の中でも歴史と食文化の街として有名で、国内では観光資源に恵まれた街ですので、次回機会があるときには資源に恵まれていない都市の施策についても学んでみたいと思いました。現地視察も含めて、関心のある内容だったこともあり、大変貴重な勉強をさせてもらいました。
(全州市での講義の様子)
本日もあさカジャをご覧いただきありがとうございました。早いもので派遣期間も5ヶ月を切りました。残りの期間でも色々なことを吸収したいと思います。次回のあさカジャもよろしくお願いします。
|
あさカジャ!!(あさっぴーとスウォンへカジャ!!)
vol.16 R1.9.17 NEW
※「カジャ!!」は日本語で「行こう!!」という意味です
|
みなさま안녕하세요~(アンニョンハセヨ) 親善試合は2日間に渡って行われたのですが,小・中学校ともにどちらのチームもスポーツマンシップにのっとった白熱した試合を見せてくれました。小学生の試合では,水原市チームの方が全体的に背が高い子が多く,旭川チームとは体格差がありましたが,旭川チームは細かなパスワークで翻弄したり,果敢なドリブルで勝負を仕掛けていったりと,巧みな技術で観客を楽しませてくれました。中学生は高い技術レベルのうえに激しさが加わり,近くで見ていて迫力が凄かったです。全体的に旭川チームの方が選手の出足が早く,こぼれたボールを拾う回数も多かった印象を受けました。試合結果は勝ったり負けたりといった感じでしたが,今回の経験は参加した選手たちにとって,非常に良い刺激になったのではないかと思います。 期間中,旭川市の子供たちは1泊のホームステイも経験しました。後々話を聞くと,ホストファミリーにショッピングモールへ買い物に連れて行ってもらったり,水原市名物の水原カルビのお店に連れて行ってもらったりと各自ホストファミリーと楽しい時間を過ごせたようで,これも小中学生にとって大きな経験になったのではないかと思います。2日目には多くのホストファミリー家族が試合を見に来てくれ,試合後のお互いに別れを惜しむ姿が印象的でした。個人的にも,今回の交流事業の中で大きな怪我や事故等が発生することなく,無事に終えられたことに安堵しています。この場を借りて今回の交流事業に関わって下さった方々に感謝申し上げます。
今回の訪問は「大人の懸念とは異なり、互いに大切な友達になった」(韓国紙:京仁日報)などと韓国メディアでも好意的に報じられています。
本日もあさカジャをご覧いただきありがとうございました。 |
あさカジャ!!(あさっぴーとスウォンへカジャ!!)
vol.15 R1.8.2
※「カジャ!!」は日本語で「行こう!!」という意味です
|
あさカジャ第15回目 本日もご覧いただきありがとうございます。 私はスポーツが好きなので,本日は韓国のスポーツに焦点を当ててブログにしていこうと思います。職場の人に,韓国で人気のあるスポーツは何か尋ねてみると,大体日本と似ている回答が多く,若い子にはサッカーや野球,バスケットボールなどが人気のようです。ただ似ているとはいえ,やはり違いがありましたので,現地で感じたことをお伝えしていきます。
スポーツに関して個人的に感じた日本との違い 1. e-Sportが日本よりもメジャーなスポーツとして位置づけられている。 既によく言われていることですが,e-Sport(Electronic sportsの略。コンピューターゲームをスポーツ・競技として捉える際の名称)が広く受入れられていると感じます。日本ではまだ「e-Sportはスポーツじゃない」という印象を持つ方が多いのではないでしょうか。調べてみると韓国は10年以上の歴史を持つe-Sport先進国だそうで,e-Sportのプロ選手は子供達が憧れる人気の職業の一つだそうです。職場の人によると,韓国でも世代によって捉え方が異なり,若い世代ではスポーツだという印象を持つ人が多く,もっと上の世代ではスポーツではないという印象を持つ人が多いようです。
2.登山に対する人気の高さ
3.習い事として身近なテコンドー
スポーツは韓国人にとっても身近で人気があり,水原市にも多くのプロスポーツ団体が存在しています。水原市をホームタウンとする主なスポーツ団体を簡単に紹介いたします。
水原FC(男子)
水原都市公社 女子サッカー団(女子)
○バレーボール
現代建設ヒルエステート(女子)
以上が水原市のスポーツチームの紹介でした。私自身も今回調べてみたことで初めて知ったこともたくさんあり,とても良い機会となりました。今後とも様々な分野の両国の違いを探していきたいと思います。
|
あさカジャ!!(あさっぴーとスウォンへカジャ!!)
vol.14 R1.7.1
※「カジャ!!」は日本語で「行こう!!」という意味です。
|
本日もご覧いただきありがとうございます。
雇用博覧会の様子
3.本館と別館の間のオープンスペース
最近あった出来事 2.水原コンベンションセンター視察
外観 1階ホール
福井市の学生達
|
- 現在の位置
- ホーム