国際交流ボランティア

JICA母子保健研修ホームステイ体験談①

2012年4月18日

ホストファミリーからの体験談

旭川市国際交流委員会では、ホームステイを体験したファミリーにアンケートを実施しています。今年のJICA母子保健研修でも、たくさんの体験談が寄せられました。少しでも皆さんにこの素敵な体験を共有したいということで、今回は寄せられたお話を少しご紹介いたします。

ラオスからのJICA研修員受入
 
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ホームステイを受けて良かったことやエピソードはありますか?
我が家にとって2回目の受け入れとなった今回のホームステイ。前回もそうでしたが、来ていただいて本当に良かったと思っています。ゲストは本当にピュアな心でわたくしたちに接してくださり、それが我が家の子供たち(特に小学生の末娘)にとってとても貴重な経験となりました。
2日間、ゲストは娘の名前を親しみを込めて呼んで可愛がってくれました。
言葉は通じなくても心で一番通じ合っていたのは娘だったようです。彼をホテルに見送り、家に戻ってから「なんだか寂しいな」とつぶやいた言葉が印象的です。
 
今回のゲストはラオスからJICAの母子保健研修で旭川医大へ学びに来た男性です。まだ30代と若いのに、家族と離れ遠い日本で学ぼうとする彼の確たる信念と真摯な姿勢に脱帽。
夕食時彼の国の様子を色々と聞かされ、改めて日本が恵まれており、その豊かさに私たちはあぐらをかいているのだと反省することばかり。
彼らの慎ましく真摯に生きる姿勢を私たちは見習うべきだと改めて実感しました。
同じアジア圏にありながら,私たち家族には遠い存在だったラオス。
今まで私たち家族は、ラオスのことを名前だけで他は全くと言っていい程知りませんでした。今回の受け入れでラオスはぐっと身近な存在になりました。そうした意味でも今回の経験は本当に貴重でとても勉強になりました。
 
エピソード1 
娘と一緒に折り紙に挑戦したゲスト。娘が四苦八苦している間に,初めてという彼が飛行機をあっという間に折り上げみんなでびっくり!
 
エピソード2 
ちょうど夕食前にご近所から山わさびの根のおすそ分けをいただきました。ゲストはそれに興味津々。さっそくおろしたてを食卓へ。つ~んと鼻にきてびっくりするかと思いきや、大層気に入ったようで、刺身にたっぷりとつけてパクパク食べていたのにはびっくり!チューブ入りの普通のわさびも大喜びしていました。唐辛子はOKだろうとは予想はしていましたが、まさかわさび類も大丈夫とは・・・。以前ラオスに来たJICAの職員からWASABIをごちそうになり、それいらい大変気に入っていたとのこと。今回チューブ入りのWASABIをお土産で持って帰るつもりなのだと聞いてまたまたびっくり!
エピソード3 
永山の男山の工場売店にて。「結構度数が高いんですよ」と店員さんが差し出してくれた酒を試飲して「light」の一言。でもアルコールはそんなに好きじゃなくて、コカコーラがお気に入りとのことでした。(笑)
エピソード4 
インターネットのSKYPEを使ってゲストが家族と会話することに。
そこに娘も加わり、ラオ語で「サバイディー(こんにちは)」とあいさつすると現地の息子さんからも「サバイディー!」との返事が。娘は大感激!
 
JICAとAICそしてゲストの皆さまに心から感謝します。
 
【ホームステイボランティア・Kさんより】 
 

 

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