国際交流ボランティア

JICA母子保健研修ホームステイ体験談③

2012年6月14日

 

ホストファミリーからの体験談

旭川市国際交流委員会では、ホームステイを体験したファミリーにアンケートを実施しています。今年のJICA母子保健研修でも、たくさんの体験談が寄せられました。少しでも皆さんにこの素敵な体験を共有したいということで、今回は寄せられたお話を少しご紹介いたします。

 

ネパールからのJICA研修員受入
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JICA海外研修受入事業で旭川医科大学において母子保健分野につい 
て研修しているデブコタさんがホームステイをしました。とても積極的で明るい方 
でした。色々な日本語や箸を使ったりと日本文化を自分から挑戦していました。
当日はお天気もよくて北海道の豊かな大地(美瑛方面)を満喫し、翌日は
タイムリーにも芝桜が満開だったので滝上町に行ってきました。
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観るもの色々に感激してくれてこちらも嬉しい限りでした。
 
JICAの研修で旭川に来る皆さんの国について私自身、知らない事が 
多すぎます。ネットやテレビ、本なのでその国については知っていてもその国の 
内情、文化、宗教等知らない事がいっぱいでした。今回のネパールも、国につい 
ては知っていてもヒンズー教とイスラムの違い等、どんな国なのか。。知らない事が 多く今回もホームステイで文化について知る事ができました。特に今、私たち 
は電気について色々考えさせられる事が多い中、デブコタさんに「自動販売機」が 
多い。と私たちが当たり前になっている事も海外の方が見たら、そう見える事。普通にネパールでは停電等があるそうですが(それもかなりの長い時間)、私たちの生活がいかに恵まれているのかという事を同じアジア圏の方から学ばせてもらいました。
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また、母でもあるデブコタさんは、自国に6歳になるお子さんとこんなに長い間離れるのは初めてだそうです。お子さんにお洋服を買って帰りたいとの事でユ 
ニクロの子ども服はお値段も比較的安く買え、また(工場等は抜きとして)日本のブランドとの事で喜んでいました。あっという間の2日間。今年もまた一つ、国際交流ができ、自分の見聞が広がった事が嬉しい限りです。
 
困ったことはありませんでしたが、ベジタリアンという事でお食事には少々気を遣いました。ベジタリアンといっても、完全なる菜食主義なのか、何か特定なも 
のだけ食べない。というベジタリアン等様々です。デブコタさんは、完全なる菜食主義だったので自宅では、日本の天ぷら(野菜のかき揚げ)、いなりそば、豆サラ 
ダ、アスパラ、空豆の網焼き等を作りました。
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まだ、日本に来日して日も浅いこともあり、日本食も少し慣れていないかな。と感じるところがありました。
デブコタさんの明るい積極的な性格で、日本の食文化にも興味はもっていましたが、まだ味が慣れないようなところを感じました。幸い、研修の帰り道にネパール料理屋さんがある事もあり、彼女にとっては、安心していた様子がうかがえました。
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【ホームステイボランティア・Oさんより】 
 

 

 

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