チンダルレ通信
旭川市と姉妹都市である大韓民国の水原市ではそれぞれの国の行政体制、文化、教育等々を理解し
グローバルな人材を育成する目的で「旭川市・水原市 職員相互派遣研修事業」を行っております。
現在、韓国にて研修中の丸谷さんは4月から来年の3月までの派遣されます。
丸谷さんから韓国での研修の様子や、生活などをつづったレポートを毎月送っていただきますので
皆さんぜひご覧ください。
チンダルレ通信 第11号H25.3.15 NEW!! ※チンダルレは、水原市と旭川市の市の花である「ツツジ」のこと。2つの市をつなぐという意味で名づけてみました。 |
第1位 スンデコプチャンポックム(スンデとホルモン炒め) 水原華城、八達門の近所にある池洞市場にスンデタウンというところがあります。そこの名物料理のスンデコプチャンポックムは癖になる味。ホルモンとスンデ、野菜、春雨を辛いタレで炒めた料理です。この辛さを時々思い出しては食べたくなります。スンデは、豚の腸に春雨や豚の血が入ったもので、かなりクセがあるので韓国の人でも食べられない人もいます。私も韓国に旅行で来たときに初めて食べて以来、韓国料理の中では数少ない苦手料理。だけど、この料理でなら臭みも気にならずモチモチとした食感が美味しいと感じられます。そして、ホルモン!もともと大好きですが、ピリ辛のホルモンと野菜と春雨を絡めて食べると絶妙です。そして食べたあと、韓国海苔、ごま油で味付けしたご飯を加えてチャーハンにして締めるのですが、これまた香ばしくておいしいのです。あー、最後にもう一度食べて帰る!と心に誓っています。
第2位 オリぺクス(アヒルの水炊き) これは、日本人の口に間違いなく合うのではないかと思います。水原市庁近くにある、ここのお店の場合は、キノコで出汁をとり、あとは肉からの旨みでコク深いスープの味。上にはニラが載っています。肉は、とっても柔らかく、パサパサ感がなくてジューシー。食べ終わった後、このだしでおじやを作って食べるとご飯に味がしみこんで大満足の美味しさです。辛くはありません。
第3位 ブデチゲ(部隊チゲ) 野菜、豆腐とソーセージやスパム、インスタントラーメンといった食材を辛味のスープで煮込んだ料理です。ラーメンが入っているところで、何となく不健康な感じはしますが、私はこの鍋が大好き。その名の通り、軍隊で食べられていたものが広がったと言われています。肉や野菜の旨みがスープに溶け込んでラーメンに絡んで美味しいのです。
韓国の人は、老若男女パワフル。それはやはり食べ物のせいなのではないかと思います。ニンニクと唐辛子をはじめ、昔からの食材を今も大切に料理に取り入れ、体にいいものをたくさん食べます。ご飯も大好きで、パンは間食で、食事はご飯を食べないと落ち着かないという方が多いようです。とにかく韓国の人は自国の料理が大好きなのがわかります。私も、日本に帰ったら、日本食をもっと大切にしたいと思っているところです。 あとがき今回、このような貴重な機会を頂き、とても充実した一年を送ることができました。何といっても多くの人との出会いがこの一年を支えてくれました。これからもその縁を大事にしていきたいと思います。そして、水原市と旭川市は、今年姉妹都市締結25周年を迎えます。人と人との縁でつながってきた歴史が末永く続くよう尽力したいと思います。
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チンダルレ通信 第10号H25.2.15 ※チンダルレは、水原市と旭川市の市の花である「ツツジ」のこと。2つの市をつなぐという意味で名づけてみました。 |
アニョハセヨ!丸谷寛子です。陰暦の正月も迎え、周りの方もようやく一区切りついたというような雰囲気。正月休み中、街中では、韓服を着ている人たちを見かけたり、テレビでは正月特番や映画が放送されており、韓国のお正月の様子がなんとなく見つけることができました。周りの方に、正月の過ごし方を聞いてみると、実家に帰省し、「茶礼(チャレ)」という儀式を行い、あとは食べては寝ての繰り返し、映画を見る、買い物に出かけるだとか。後半は日本のお正月と同じですね。 茶礼は、祭壇に数種類の料理を供えて先祖を迎え入れるための儀式で秋夕の時にも行われます。数十種類の料理の準備は女性の役割。その大変さから正月や秋夕の前には憂鬱になる女性も多く、「名節症候群」という言葉があるくらいなのだとか。伝統を受け継ぐというのはこうした苦労や努力の上に成り立つものなのですよね。 〇水原文化財団の外観。華城行宮の隣に位置しています。
さて、今回は、1月下旬から研修中の水原文化財団について簡単にご紹介したいと思います。水原文化財団は華城行宮の横に本部事務所を構え、水原市の文化芸術と観光事業を担う市の外郭団体です。 仕事内容は、大きく、財団運営管理、文化事業、観光事業、公演事業、祭企画事業、子供図書館の運営管理に分かれていて、水原華城の運営管理や観光案内所、華城文化祭はこちらの財団が担当しています。
〇この日の集会は国楽の演奏 迷路みたいな小道に描かれた数々の絵は、たしかに微笑ましく暖かな気持ちにさせてくれます。また、普段芸術に縁遠かった市民にとっても芸術に触れるいい機会となったことでしょうし、まちへの愛着心も深まったことでしょう。 〇壁画通りに描かれた絵のひとつ。
あとがき水原市出身の芸術家として、韓国女性初の西洋画家「羅蕙錫(ナ・ヘソク、1896~1948)」という人物がいます。市庁への通勤途中に彼女の名前がついた通り「ナ・ヘソク通り」があり、調べてみると、彼女は、東京私立女子美術学校で西洋画を学び、さらには作家、女性解放運動など情熱的に生涯を生き抜いた女性とのこと。混沌の時代を力強く生き抜いた彼女にあやかって、私も力強く通勤の歩みを進めたいと思います。 |
チンダルレ通信 第9号H25.1.14 ※チンダルレは、水原市と旭川市の市の花である「ツツジ」のこと。2つの市をつなぐという意味で名づけてみました。 |
アニョハセヨ!丸谷寛子です。そして、明けましておめでとうございます。韓国での新年の挨拶は、「새해복많이받으세요(セヘポクマニパトゥセヨ)」と言います。直訳すると「新年、福をたくさん受けてくださいね」の意味です。
今年の場合、陽暦の1月31日が陰暦の1月1日(旧正月)になり、その前後を含む3日間が公休日となります。それでは、さて、陽暦のお正月はどうなっているかというと、1月1日は公休日。ですが、官公庁のお休みもその日1日のみ!!民間企業の中にはもう少し長めのところもあるそうですが、日本の今年のように9連休なんて夢のような話です。
●街で見かけた数少ない年末飾り(江南にて) しかし、一応新しい年を迎えるということで、12月31日に年越しイベントは各地で催されます。有名なのはソウルの鎮閣で行われる除夜の鐘イベント。新年を迎えると同時に鐘を打ち始めるのですが、面白いのは、韓国の除夜の鐘の回数が日本と違い「33回」ということ。諸説あるそうですが、帝釈天(仏教の守護神)が導く三十三天に国泰民安を願う意味を込めているということみたいです。なお、水原市でも華城行宮前の与民閣という鐘で、同じイベントが行われていました。(テレビで拝見) ●中央に水原市長と交響楽団。広いホールです。 そして、水原市庁では、1月1日から新年度予算が始まるということもあり、仕事の区切りとしても12月31日に仕事納め式をし、1月2日に仕事始め式を行います。仕事納め式は、市庁にある講堂に市長を始めとする上役の方たちが集まり行われますが、仕事始め式は、文化の殿堂というコンサートホールで、全職員を対象として勤務開始時刻の9時から行われます。 全職員の7割ほどが集まる仕事始め式では、市長による年頭挨拶が終わった後、水原市交響楽団と合唱団による演奏も執り行われるなど、豪華な演出。ちなみにこの行事は、旧正月の際にはやらないそうです。 ●仕事初めで配布される市庁事業計画書と新年の挨拶
あとがき韓国で過ごす元旦。あまりに正月っ気がなかったので、ありものでお雑煮を作ってみました。お餅がなかったので、韓国のお餅で代用。なかなかおいしくできたと思った次の日、市庁食堂でもその名もトックク(餅汁)という、私が用いたお餅を使った韓国のお雑煮が出てきたではありませんか。こちらは、牛だしスープに、お餅と牛肉と錦糸玉子と韓国のりを入れて食べます。写真撮り忘れてしまいました。私のよりそちらを撮れば良かったのですが、、、。 ●日本のお雑煮と韓国のお餅で合わせ技!
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チンダルレ通信 第7号H25.11.15 ※チンダルレは、水原市と旭川市の市の花である「ツツジ」のこと。2つの市をつなぐという意味で名づけてみました。 |
アニョハセヨ!丸谷寛子です。あっという間に半年が過ぎ、残りも6ヶ月をきりました。11月の始め旭川に帰省し、降雪をちょこっと味わって韓国に戻ってくると、朝の気温はすでに氷点下!すでにダウンを着ている人もチラホラ見えます。これからの冬、どうやって乗り切ろう。最近それが心配です。あ、こんなことを言ったら道産子の名がすたりますね。 ※ 紅葉狩りは韓国語で「タンプン(丹楓)ノリ(遊び)」。私の個人的な想像では、日本語の「紅葉狩り」からは、紅葉した葉を拾い集めて愛でる姿が、そして韓国語の「タンプンノリ」からは、紅葉した葉を見ながら酒を飲んで歌って踊る姿が思い浮かんで、なんとなくお国柄が出ているなぁと思うのですが。あくまで個人の勝手な想像ですのでお気になさらず! 行ってみたのは、京畿道抱川市にある鳴声山という標高922メートルの紅葉よりもススキ畑で有名な山。担当者のムンスクさんに、紅葉は他でも色々見たことあるけど、ススキ畑は珍しくてきれいだよとお勧めされたのと、抱川市には、私と同様に山梨県北杜市からの交流公務員の方がいらっしゃるので決定しました。 ◆下から見た鳴声山。ススキ畑は見えませんね。
抱川市は、水原からバスで2時間ほど北に向かったところにあり、さらに、鳴声山までは、1時間半ほどバスに揺られて向かいます。ちょうどシーズン真っ最中ということもあり、行きのバスはギュウギュウ詰め。それが、1時間に1本という運行間隔ですから、この時期くらい増やせばいいのに、、、と思わずにはいられません。鳴声山に近づくにつれ、さらに車が行列をなしており、人でごった返していました。お勧めのとおりやはり人気の様子。加えて、韓国の方、特に中高年の皆様は、登山好き。週末になるとあちこちで、登山服に身を包んだ方を見かけるのですが、時期的にも登山には最適なのでしょう、そういったことが重なりさらなる賑わいを見せていたようです。 〇ほっと息をつかせてくれる山の美しい風景
歩き始めは、道も整備されていて、これなら大丈夫かなと思って順調に歩いていたのですが、進むにつれて道に岩がごろごろ。しかも、人で詰まっていて、ペースがいまいちつかめません。それでも、山の美しい風景に癒されつつ、そして中高年の皆さんには負けていられないという気持ちで頑張って進むと、なんとか残り30分の横断幕が見えるところまで辿り着きました。よし、残り30分なら、なんとか、と勇気をもらって再び登り始めると、先ほどの道よりさらに傾斜が急な岩の道。多分、30分以上は歩いたでしょう。先ほどの横断幕を恨めしく思いながら、息も切れ切れ、ようやく目的のススキ畑へ到着したのでした。 〇群生するススキは圧巻でした。 ここだけ別世界のようです。あちこちで繰り広げられる記念撮影に混じって私もパチリ。とても名残惜しかったですが、ひととおり堪能したあと、ススキ畑を後にしました。下山の足どりの軽かったこと!そして下山後、普段の運動不足を深く反省しました。 韓国の秋は、楽しみ方もその風景も日本に似ていて懐かしい気持ちにさせてくれました。これから本格的な冬が始まります。旭川は、すでに何度も雪が降りこちらより一層寒さが厳しいとは思いますが、風邪など召されませぬように、、、。 あとがき韓国の公園では、至る所に運動器具が。ご近所の方々(特に中高年の方々)が体力づくりに励んでおられます。大人でも子供でも、よく外に出て体を動かしているなぁという印象の韓国。見習わなくては! では、また、アンニョンヒゲセヨ!! |
チンダルレ通信 第3号H25.7.12 NEW!! ※チンダルレは、水原市と旭川市の市の花である「ツツジ」のこと。2つの市をつなぐという意味で名づけてみました。 |
皆さんアニョハセヨ!丸谷寛子です。7月も中旬を迎え、チャンマ(梅雨)が明けるまでもう少し。今は、暑いのに毎日じめじめとして、洗濯物もなかなか乾きません。家にも職場にもエアコンはありますが、職場ではエアコンがつくことはほとんどありません。韓国も日本と同様電力事情は厳しく、「エナジー省力(節電)」を実践しているのです。チャンマが明けるといよいよ本格的な夏を迎えますが、すでに、30度を越しいているというのに、この先どうなってしまうのかと心配をしています。 さて、第3回目の今回は、水原市が誇る世界遺産「水原華城」をご紹介したいと思います。華城は、今から200年以上前の1794年、朝鮮王朝第22代正祖大王が手がけ、わずか2年10ヶ月の歳月をかけて完成させた城です。
◆外から見た城郭。(東北角楼) 正祖大王といえば、日本でも放送されたドラマ「イ・サン」の主人公となった人物としてご存知の方もいらっしゃると思います。その正祖大王が、権力闘争に巻き込まれ無念の死を遂げた自分の父親への思慕と王権強化のために手がけた事業が、華城の建設でした。一時は、水原に都を移す計画もあったのですが、華城完成直後に正祖大王がなくなったため見送られました。
と、ここまでは、ガイドブックに書いてあるようなことを書き連ねたわけですが、せっかく水原市に住んでいるんだから!ということで、6月のとある土曜日、福井からの交流公務員、平澤さんと一緒に華城を歩いて回ってみることにしました。これまでも何度か、華城行宮やそのほかの施設物には足を運んではいるのですが、城郭に沿って一周歩くのはこれが初めてでした。城郭はちょっとした遊歩道になっていて、観光客のほかにも、地元の人たちがウォーキングする姿をよく見かけます。 6月といってもすでに30度を越す日がつづいていましたので、出発は夕方6時にしました。(6時でも韓国はまだ明るいのです。今時期の日没はだいたい8時ころ。)スタート地は長安門に設定。
長安門は、北の門であると同時に正門でもあります。そこから、八達山へ向けて歩き始めます。西側の華西門を過ぎ、西北角楼を過ぎたあたりから、頂上に向けた階段が始まります。石の階段は、一段ずつ微妙に高さが違い、一苦労。悠久の歴史に思いを馳せながら…、という余裕もなく、やっとの思いで頂上にたどり着きました。頂上には、軍事指揮所の西将台があり、その目の前には、行宮と水原の街並みが広がっています。
◆頂上からの風景。木の隙間から見えるのが行宮
◆美しい形の華虹門は、水原八景の一つに数えられます
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あとがき
韓国語の中には日本語を由来にした単語があります。たとえば「소라색:ソラセク」これは、水色を意味します。もとは、日本語の空色からきているとのこと。逆に、日本語にも韓国語由来と思われる言葉が。例えば「ハナから」。最初からという意味のこの言葉、韓国の数詞「하나:ハナ=1」から来ていると言われています。(ほかにも色々あると思います。気づいたらメモをしてみます。)このように、日本と韓国は、良くも悪くも昔から互いに影響をし合ってきたんですね。腐れ縁?長年連れ添った夫婦?というのがぴったりのような気がしています。 |
チンダルレ通信 第2号H25.6.10 ※チンダルレは、水原市と旭川市の市の花である「ツツジ」のこと。2つの市をつなぐという意味で名づけてみました。 |
皆さんアニョハセヨ!丸谷寛子です。すでに6月!あっという間に2ヶ月を迎えようとしています。ここ最近の水原市は、というより韓国全体が、5月の半ばから夏のような陽気が続いており、すでに最高気温は、30度を越しています。韓国の人たちも「春はどこに行っちゃったの?」「最近の韓国は春と秋が無くなりつつある」なんて言っています。さすがに近いだけあって、日本と同じ現象が起こっています。
さて、第2回目の今回は、私の職場についてご紹介したいと思います。私と福井市からの交流公務員の方は、現在「国際交流チーム」という部署に所属しています。研修の予定では、だいたい1ヶ月間を国際交流チームに所属し、韓国語を勉強しつつ、職場の人たちとの中を深め、慣れてきたところで次の部署で研修を受けるという計画になっています。※チームは係と同じ。
国際交流チームには、現在ユ・ウォンジョンチーム長を筆頭に、7人の職員が在籍し、うち日本語担当(大変お世話になっています)1人、英語担当2人、中国語担当1人の専門職員がいます。水原市では、世界15の都市と姉妹都市、友好都市を結んでいるので、各都市との連絡は国際交流チームを介することになります。また、そのほか海外関係の仕事は、すべてこちらの部署で担当しています。
主な仕事の内容としては、市長の各都市出張の随行や、各種関連行事の企画準備、海外からの視察受け入れ対応、資料の翻訳などです。現水原市長は、海外のいいところを学ぼうと国際交流活動に積極的な方ということで、国際交流チームは年間を通して忙しいそうです。私たちの受け入れもある中、本当に頭が下がります。
そんなチームの中で、私は日々何をしているのかというと、1週間に2回、2時間の韓国語教室に通い、そのほかの時間は、事務所の自席にて韓国語の勉強をしたり、市役所の関連施設やイベントの見学に連れて行っていただいたりして過ごしています。
そして、あなたはもう半分以上なのだから、自信を持って頑張りなさい、と。そして今、少しずつ話している内容がわかるようになってきています。
◆チームの方たちと「冬ソナ」の舞台で有名な南怡島(ナミソム)にて それでは、また。アンニョンヒゲセヨ!! |
あとがき
私の住んでいるアパート団地では、毎週火曜日に、敷地内の通路に屋台がでます(毎週!!)。午前中から、夜は8時ころまで、饅頭や麺のお店、衣料品、植木など色々なお店が出店し、とってもにぎやか。たこ焼き屋さんも発見!日本の縁日みたいですよね。懐かしい気持ちで毎週楽しんで見て回っています。私のお気に入りは、丸ごとのジャガイモをらせん状にスライスして揚げたもの。それにプルコギ味かチーズ味の粉をかけてもらっていただきます。子供たちにも大人気。(すみません、肝心の写真は撮り忘れ。) |
チンダルレ通信 第1号H25.5.9 ※チンダルレは、水原市と旭川市の市の花である「ツツジ」のこと。2つの市をつなぐという意味で名づけてみました。 |
アニョハセヨ、皆さん!初めまして。現在、旭川の姉妹都市、韓国水原市に派遣されている丸谷寛子です。韓国入りして約1か月が経過しようとしています。今 は、少しずつ韓国での生活にも慣れてきたところ。これから約1年間の間、水原市での研修のこと、日々の生活のことを皆さんにご紹介し、韓国への理解を深め てもらえたら、と思っています。どうぞよろしくお願いします。
この研修は、韓国と外国の地方政府間の交流協力を深めるために企画されており、今回、11か国から、50人の海外地方公務員が参加しました。サポート体制も万全で、英語、中国語、日本語に対応した専属の担当スタッフがついているので、安心して研修を受けることができます。
日本からは、各地方自治体から私と同じように韓国の姉妹都市や友好都市の自治体に派遣された11人が参加しました。20代から50代!まで年齢は様々です が、外国という場所で同じ目的で派遣されているということもあってか、すぐに打ち解け、10日間でこれからの韓国生活の大変心強い仲間を得ることができま した。(それが、研修参加の一番の収穫だったような。)
◆外語大学での授業 日本人チームのみんなと
研修の内容は、語学研修や韓国の概要に関する講義ありましたが、それよりも韓国への理解を深めるということが中心だったような気がします。伝統楽器体験や料理作り体験などのプログラムが用意され、楽しんで学べる配慮がされていました。また、期間中、朝食をのぞき、毎回違う韓国料理のお店を準備してくれ、至れり尽くせりといった感じ。楽しい思いでと共に、少々おなか一杯な感じで研修は終了しました。
◆伝統芸能サムルノリ体験 私、わかるかな~
◆食事のほんの一部 カムジャタン
◆ビビンパブ ◆カルビタン 食べてばかり、の印象が…
韓国に入国するまでは、言葉の問題など不安もありましたが、参加者の語学レベルはさまざま。ほとんどしゃべれない人もたくさんいて、非常に勇気づけられました。それでも、片言の韓国語や英語で、様々な国の人と交流し、仲間を得られたことはとても良い経験となりました。多くの人にこの体験をしてほしい!と思ったくらいです。 |
あとがき韓国は今、花盛り。水原市では、ツツジが満開を迎え、街中を彩っています。そして、ラッキーなことに、入国時、例年より寒かったとのことで、ちょうど満開の桜も見ることができました。それでは、また次回。アンニョンヒ ゲセヨ(さようなら)!
◆街中に広がるツツジの花 旭川は咲いていますか? |