ボランティア事業
旭川市国際交流委員会で取り組んでいる、旭川市民と在住外国人の草の根交流の実現には、その懸け橋となる「国際交流ボランティア」の存在が欠かせません。一般市民の方で海外在住経験や語学スキル、また趣味・特技などを活かしながら、ボランティアとして活躍されている方が現在160名ほどいらっしゃいます。ボランティア事業では、登録者の方のスキルアップを目的として、様々なセミナーや体験、実践的な演習などを企画し、ボランティア活動のモチベーションや質の向上を目指しています。
ボランティアガイドセミナーでは、旭川の観光に特化して講義を行い、さらに外国から来た研修生のために旭川市の歴史と文化、またアイヌ文化を学ぶために博物館を見学しました。後日、イスラム圏からやっていた研修員に博物館を案内し、事前に勉強した知識や専門用語を英語で伝えられました。外国の方と一対一で会話し、日本のことを質問されることで自身に足りない知識や語学力を再認識されます。
他にも、外国人の日本文化体験での通訳や、市内ガイド通訳演習、異文化理解教室、またガイド・通訳だけではなく、ホームステイを受入するホストファミリーとしての情報交換等々、外国人だけではなく日本人同士の出会いとしてもいい機会になっています。
また定期的にボランティア同士の親睦を深めるため、 ボランティア交流会を
開催しております。 (軽食・ゲームを交えた会食や他市イベントへの参加など)